ある島フライの風景|2015年2月20日-22日 Post:2015/2/252015/2/25 中州は石原都政で沈滞した歌舞伎町よりもはるかににぎやか。 停止している原発が遠くに見えた。 ふむふむ。 どれどれ、 一匹目。 30センチなければごぼう抜き。 WFタイプ6のシンキングラインをアゲインストの中でリーダーをターンさせてきっちり毎回30ヤード投げる。何十秒かカウントダウンの後、ラインとロッドティップを一直線にリトリーブはお好みで。アタリは〝ゴゴッ!〟。フッキングはラインを引いてロッドは立てない。と、ここまではベーシック。応用無限大。 36.5センチ。 型ぞろい。 中馬さんがその場でアジの刺身を作ってくれた。見事な手さばき。 あなたはこの列に並んでキャスティングできる腕を持っているか。 あなたはこの列に並んでキャスティングできる腕を持っているか。仲間といっしょに釣るからこそ分かること、見えてくる楽しみがある。 尺アジを釣ったフライたち。それぞれバラバラの個性が出まくり。これもフライフィッシングの魅力。誰かの真似をして釣ったって、面白くも何ともない。 「防波堤からの海フライ」の記事は第101号に掲載。過去30年間、ほぼ毎日海でフライを振って約30万尾の魚を釣ってきた男、夢屋の中馬達雄さんの連載、第104号掲載の記念すべき第40回目のタイトルは「夢屋のレッスン、殴る蹴る」。 フライの雑誌103号|特集◎すぐそこの島へ。はじめての〝島フライ〟身近な〝島〟にパラダイスがある。全国の仲間からの渓流&海フライのレポートと、はじめての〝島フライ〟のための親切ガイド。