2014年1月から2月にかけて行われた、吉祥寺井の頭公園池の〝かいぼり〟で、生き物はこんな風に分別された。
色のついたコイは虐殺。黒いコイは保護。ゲンゴロウブナは保護。ヒメダカは虐殺だったことが分かる。むちゃくちゃが正義面してのし歩いたわけだ。
シロクロつける理屈があれば、ヒトがヒトに対してジェノサイドを行うのもたやすい。無知と正義はいとも簡単にいのちを踏みつぶす。
そして踏みつぶした当人は、むしろいいことをしたと思っている。
(追記 3.7)
本エントリに関して、Web上だけの情報で、フライの雑誌社やわたし個人の考え方を批判してくる方には、対処する余裕がありません。『魔魚狩り』、『フライの雑誌』、『葛西善蔵と釣りがしたい』のなかの、一冊でいいので小社の出版物をご自身で読んでください。本の内容を介在させた上で、議論を求められるなら大歓迎です。(堀内)