おっさん通信 2013年11月号

おっさん通信 2013年10月号 から続く

メロリンQと一緒にしたら田中正造が屁ぇして寝ちゃう。

山本アナクロ@メロリンQ太郎 別名ただのバカ。

せっかく野球観て気分よかったのにメロリンのニュースを知ったせいでおしゃか。でもおっさん夜の部の仕事がんばる。

問題は政治利用かどうかじゃなくてそのもっとずっと手前の、だれかヤツにあいうえお教えてやってくださいてこと。

落とし穴みたいなうちの池に今朝カワセミが来ていた。鳥も苦労しているんだな。

メロリンのせいで久しぶりに天皇制について考えてしまった。いい迷惑だ。ふんとに。それはそれとして昨日の朝日の高橋源一郎さんのこれはいい記事だった。メロリンのくせに妙なシンクロニシティ決めやがる。

メロリンはバカ極まりないがこれで議員辞職なんてとんでもないことだし、でもバカだから随喜の涙流してヤメそうな気もするし、ヤメてもヤメなくても、叩く方は叩く方でなお調子づくのは目に見えているし、ふんとにたちが悪いバカだ。ほくそ笑んでいるのは安倍とか慎太郎とか東電とか。

結論としては、今回の件でメロリンQは20年かかってストロベリーQに進化していたことが分かってよかった。これ以上メロリンのことを考えているほどわたしの残りの人生長くない。以上おしまい。

考えてみれば2013年のわが社はここまで、『フライの雑誌』の99号と100号と『葛西善蔵と釣りがしたい』しか出せていない。色々追いつめられている状況なのは当然と言えば当然だ。あはは。

〈おっさんどものぬるぬる温泉。facebook。〉 というコピーがひらめいたんですが、いまいちですよね。

なにか新しい物事を始めようとするときに、まず世間での評価を気にしたり他人様へご指導をお願いする方は、おみ足だけでは不安であんよができないのであろう。よくある「今度教えてくれ」、「連れて行ってくれ」にも同様の匂いを感じる。釣り絡みのことだけを言ってるんじゃないからね。

「コンパスの針はいつだって君のこころの中にある。」と、ぼくは『葛西善蔵と釣りがしたい』に書いた。歩こう歩こう、わたしは元気。

くだらない食品偽装と弱い者イジメのマスコミ報道、尻馬に乗っかる溺れたイヌ叩きの世論とやらには、もううんざり。自称「社会の木鐸」とか自称「ジャーナリスト」もほぼ全員辞職でいいんじゃん。偽装表示でしたってことで。「国民の皆さまのご意見を国政に反映し」とか言ってる政治家ももちろん全員辞職。詐欺でしたってことで。「原発動かさないと経済が回りません」とかもさ。

思うんだけど、いま巷で自称他称に関わらずアイドルだって言い張ってる女の子、ほとんどは偽装表示じゃないだろうか。

ラベルなしの昔のMDを見つけたんでプレーヤーに入れてみたら、ふるさとのハモニカに続けて海援隊の「母に捧げるバラード」が始まった。朝から武田鉄也に「死ぬ気で働いてみろ。それが男ぞ。」とかブラック説教されてもう死にそう。このMDおれが作ったのか。

次の曲は「精霊流し」だってさ。

夢に中馬さんとその仲間たちが出てきた。みんなでおれをシゴくの。まいった。

橋の上から見てたらアユのコロガシおじさんが根掛かりした仕掛けを切って川の中に放置したまま立ち去ろうとしてた。「そこ子どもが遊ぶんだからハリ回収してよー、ハリー。」と声かけたらこっち向いたGGI、プイと無視。これだから釣り人はって言われる。わたし激おこ。

今日の新橋ではお巡りさんの前を通っても職質スルーされた。なぜだ! 怪しさは変わらないぞ。こないだみたいに職質しろ!

川なら魚は石裏だの淵底だの瀬脇だののどこかにいるものだが、海は広いから魚はドイツへ行っちゃう。

集中すれば2日で終わる仕事なのに、気に留めつつも取りかかかるのをずっと後回しにしているから、胃もちりちり痛むしあっという間に半月もすぎる。助走大いすぎだろおれ。でもその懸案の仕事もさっき終わったとこだ。わはは。釣りでも行くか。

いま特定秘密保護法案に賛成している政治家の名前を端から記録しておいて、次の選挙で必ず落とそう。もしくはそういう政治家はスネに傷もっている身だろうから、正体暴いて即時クビにしよう。

昨夜は南の島へ憧れのスティールヘッドを狙いに出かけていったもののフライロッドを忘れ、家へ取りに戻ろうと桟橋から飛行機に乗ったらなぜか北極へ向かい、ふらふらと超低空飛行していた飛行機が何者かの投石により大破。ふかふかのベッドの上に不時着したら横に『奥さまは魔女』のダーリンが寝ていてにっこり笑い、「やあ、サマンサ、今朝の気分はどうだい?」。そろそろ色々しごと仕上げないとおれいよいよヤバス。

秘密保護法で思い出したけどむかし学研の「ひみつシリーズ」が毎月届く家でした。「忍術・手品のひみつ」が来る前なんか、ワクワクして寝られなかった。安倍さんは今ごろドキがムネムネしてるんだろう。

とっくに高校生じゃないのに高校生風なコスチュームを着て歌いながら踊るのは偽装だ。もしくは擬態だ。あとろくな才能ないくせにアイドルを僭称してアイドぐぼがどべぶしゅう

不定期刊なうちみたいな版元でも最近はウェブサイトがあるから、色んなお相手様から色んな情報提供をいただける。うちのウェブサイトで紹介することで皆さんのご期待に添えるなら、ふつうにうれしい。まるで改心したヤンキーみたいだが。

ハリーは生まれ変わったらハーマイオニーと結婚したいと思っているに違いない。ロンは生まれ変わってもハーマイオニーと結婚したいと思っているに違いない。ハーマイオニーはどっちかというとガンダルフと結婚したいと思っているに違いない。

知り合いから電話。某雑誌の広告営業から電話で、「あっちの雑誌に載っていたおまえのとこの商品を、ずっとメジャーなうちの誌面で紹介してあげよう。(だから広告出せ。)」みたいなことを言われた由。なぜだかわたしが赤面。いつ時代ですか。

「恐怖奇形人間」石井輝男監督の実写版つげ義春は最高だった(初日に観た)。たまたま『釣りキチ三平』と『カムイ外伝』でひどいめにあったからといって、原作ものの実写版映画をひとくくりにするのは、恥ずかしいことでした。たぶんわたしみたいなおっさんの子連れが「なつかしマンガ実写映画化企画」のもろコアターゲットです。でも『ルパン三世』はやめとく。

一丁2万円の究極のタイイングシザーズ、[kava](カヴァ)。さる筋から販売状況をうかがったところびっくり。フライフィッシャーの、というより『フライの雑誌』読者の慧眼に敬服。まじめに作ったいいものは価値を認められるべき人に認められてしっかり売れる。そういう世の中でうれしい。

不健康自慢はおっさんの定番だが、ここのところヤバめ進行の日々がつづいていた関係で、昨日の夜中に仕事の手を休めてなんか頭イタイなって体温測ったら34度台だって。もともと平熱低いほうだし、最近はわりとこんな感じが珍しくないので激アツお茶飲んでふて寝したところ、おっさんのくせに今朝はビンビン。というわけでこれ以上体温下がらないように『バンブーロッド教書』たくさん売れてほしい。予約は期待をはるかに上回って絶好調なのがありがたい。

ジブリものは甘酸っぱいから苦手。ホーホケキョ。

[おっさん通信]11月号 完

[おっさん通信]12月号へつづく

葛西善蔵と釣りがしたい 
おっさんが書きました。『葛西善蔵と釣りがしたい』