おっさん通信 vol.8(終刊号)

おっさん通信 4月号から続く

ホワイトハウスブログのオリジナルポストを見つけるのけっこう苦労した。遊んでないでしごとしろおれ。

汚物みたいな上司に「こんどウチの職場で〈恋するフォーチュンクッキー〉全員で踊るから。」と肩をポンポンされても、服従できるさー。なんでー? なんでかってー? それはー、鍛えてるからだー。 …ネタとして色々古い。

長沼公園の尾根でヤマビルに遭遇。いるんやねえ。

つちやかおりはいらない。菊池桃子をもっと見せてくださいNHK。

ダムをつくるのもリムーブするのもお金の論理、というわたしの見立てはわるくないみたい。

NHK籾井会長がだれかに似ていると思ったら、大前研一。

あとは身すぎ口すぎをなんとかできれば、ってところ。こんな文章書くのに1時間もかけてるようではモノホンの天国行き。

井岡は残念だったが判定で負けは当然。あれで井岡の勝ちだったら亀田の二の舞。それにしてもゲストの香川さん、超超うるせー ε-(´∀`; )。実況アナより喋るゲストとは。やつはホンモノだ。

去年の今頃たくさん釣れた橋の下のポイントが京浜河川事務所による無茶苦茶な河川工事で潰された現実を思うだけで無力感にとらわれ鬱になるのだが、ひとは生きていかねばならない。

戦争を回避するより戦争を準備する方がアタマ使わなくてラクだし、旗ふってれば気分がいいんだろう。

ハヤやカエルやムクドリと共に生きよう。

釣り人のことを「太公望」という蔑称でくくるのは、まじいいかげんにしてほしい。

10歳児が算数の宿題ドリルで、腹に凹みのある立方体の体積計算をものすごく難解な式で解いていた。「おまえ間違ってんだろよ」とドリル巻末の答えを見たら合っている。「式が違っていても答えが合っていればいいんだ」と平然としているこの子は天才なのかばかなのか、そもそも立方体の体積を自分じゃ計算できないわたしにはぜんぜん分からない。

奥多摩のとある山頂で餅とろけるチーズ燻製ソーセージ入りサッポロ一番みそラーメンを作った。こんなのを作って食べるのは高校生のとき以来。美味いわけはないが、なんかよかった。

息子「パパの部屋に入ったらヘンなトリの羽根がたくさんあった」
娘「よくわからない動物のつぶれた顔もあった」
妻「通報かくにん! よかった」
フライマンの夫が異常な言動を繰り返すことに苦悩し、夫の更生を考えて情報提供。Chage(56)にも相談する中で、苦渋の決断だった。

ふるくてながくて木製の竿がすごくほしくなってきた。やばいよこれは。

「釣り 魚 放射能」とかでSNS検索すると、思い込み以前の上辺だけの誤った情報を意気揚々と主張し、熱く語りあっている釣り人が相変わらずマジョリティみたい。しつこく伝えていく。

テープ起こししていると、インタビューしている自分の声に、もうとてつもなくイライラする。「いますぐこいつをつるせ!」とか叫びたい。自分なのに。

経済的貧困に喘ぐ自称リバタリアンのテーマソングは「ボロは着ててもこころの錦」かな、なんて思いながら学校公開の授業見てきた。若いころのチータはかわいかった。

インタビューや対談記事はテープ起こしが終われば、ほぼその時点で編集の方向性が見えている。ただし自分でテープを起こしたら、の場合。長くてまっ暗なトンネルのずっと向こうに小さな光りの穴ぼこ見つけたときの快感を味わいたくて、客観的に考えれば明らかに非効率的な作業をだらだらと続ける。大マゾやでこれは。すでにいい歳こいてることを思うといろいろあかんのだが。

お客が来なくていい管理釣り場と、お客が来なくていい喫茶店を経営したい。

自衛隊の銃器携行パレードのニュース。わたしはミリタリー・アレルギーなんで、まじめに全身じんましんでる。

小学生男子が京王線の扉のステッカー広告に食いついて「あ、深見東州だ‼︎」と喜んでいた。いけませんよ。

次号102号の進行が不安になってきたのでとりあえず編集部にホイミ。
くわしくないんですけどこういう使い方でいいですか。
やくそう?

とりあえず名前変えます、ってその発想がとことん黒い。

「和民」「わたみん家」といった「ワタミ」という名のつく業態を、現在の9割超から5~6割程度に減らし、「GOHAN」「銀政」などに名前を変える


インデザインのレイアウト上で座談会のベタ起こしテキストを完品状態まで編集する。丸々8ページ分。いつから他人様と共同作業ができない身体になってしまったのかと、じっと手を見る。しかし反省はしない。これしかできないのだ。

個人でfacebookアカウントを持って適当に書きこみ、とっもだっち百人でっきるっかなと面白がってもいたが、なんか急速にめんどうになった。そもそもわたしは常に誰かとつながっていないと寂しいの、ということはない。オトナな議論を楽しめるほどオトナでもない。ハヤ釣りでもしながら、ひとりごとぶつぶつ言ってるほうが向いてるみたい。というわけで、個人のfacebookエントリをまとめていたこの「おっさん通信」も今回で終刊。

夕方はライズだらけ。これで興奮しないならフライ釣り師じゃないですねえ。
夕方はライズだらけ。これで興奮しないならフライ釣り師じゃないですねえ。


ウルトラソウッ \ハァイ/!
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葛西善蔵と釣りがしたい 堀内正徳=著(『フライの雑誌』編集人)
葛西善蔵と釣りがしたい