おととい、昨日、今日、明日。それから。 Post:2015/8/112015/8/12Update:2015/8/12 二週間ほど日照り続きのせいで、川底がぬるっこしてる感じ。ひと雨ほしい。先週まではたいへんよかったのだが、一昨日からなんとなく釣りの調子がよくない。当歳魚が足元を右往左往するばかりで大きな魚が見えない。オイカワの土用隠れというところでしょうか。 一昨日はひとりでフラットにたちこんだ。仕事の関係で夕方15分だけ。「川行ってきていい? 川!」。だれだってあの勢いで頼まれれば「いいよ。」と答えるしかないだろう。 一昨日の人魚姫。姫というよりお姉さんだろうな。でもわたしより歳下だきっと。自分より歳上のお姉さんは、最近はなかなかちょっと。自分の加齢と共にストライクゾーンひろくなってきたとはいえ、上方向は年々狭くなっている気がする。ていうか、それでいいと思う。 昨日は友だちが来た。きょうはむずかしいよ。そんなトロ場より瀬を釣った方が簡単だよと思ったが、わたしより基本はるかに釣りは上手なひとなので、あまり余計な口もきけず。言ったけど。 暗くなる寸前のオス。 だいたいわたしは、フライフィッシングで魚が釣れること自体がいまだに不思議なのだ。竿よりはるかに長い、あんなぶっとくてド派手な糸を振り回して魚を釣るなんて、釣りとしておかしいだろうという気がする。だからフライフィッシングで釣れるならばどんな魚でも感動してしまうし、できればフライフィッシングで釣りたいなと思う。 手前はあんま釣り仕掛けの地元の子ども。川虫の代わりにソフトハックルを結んでひょいひょい動かす。「1匹釣ってからぜんぜん釣れなくて、最後の10分で4匹釣ったよ。あっぶねー。」。今日はドライを完全にぽっかりと浮かせたほうがいい日だった。水面張りつき系や水面直下のソフトハックルには反応が悪かった。日によってぜんぜん違う。ライズはあるので、サイズはともかく思い通りに魚をかけられるかどうかは人間の事情による。だからつい毎日行きたくなる。 フライの雑誌 105(2015夏号): 特集 日本の渓流の「スタンダード・フライロッド」を考える。/隣人のフライボックス/60年目の養沢毛鉤専用釣り場 43人に聞いた渓流・本流用ベスト・フライパターン。全国のフライフィッシャーへアンケートを実施。渓流・本流で実際に信頼されているフライパターンを100本以上紹介します。釣り場でどんな風に使われているかの釣り人の生々しい声を大量に集めました。現代のホンネのフライパターンブックの決定版|フライの雑誌100号