こないだ作った人工産卵場に産卵あり!

先月20日にぼくたちが秩父の山奥で作業してきたヤマメ・イワナの人工産卵場の経過観察を、頼りになる地元在住・人間重機の内田さんが送ってくれました。

いつも内田さんに任せっぱなしの身で偉そうに言うのもなんですが、人工産卵場はただ作るだけじゃまったく意味がなくて、その後どうなったかを追いかけることこそ大切です。

で、3カ所作った中の1カ所で産卵あり。下流側の小さなプールの真ん中に白くなってるところです。いえーい。

※渓流魚の人工産卵場に関してのあれこれは、10/21付「昨日の人工産卵場づくりはこんな感じ」とそのリンク先で。

いまだ謎の多いイワナの生態から渓流のゾーニング、喜ばれる釣り場づくり、話題の人工産卵場の作り方まで、渓流魚研究の若手ホープによる最前線の情報が満載。釣り人、学生、漁協、行政マンなど、渓流とイワナを愛する幅広い皆さんへお届けします。まったく新しい「イワナ本」の誕生です。この本をきっかけに各地でブームになっている渓流魚の人工産卵場づくりには誤解が多いようです。ぜひ人工産卵場の原点を知ってください。重版。