宇宙の謎を解いてみよう

10歳児が算数の宿題ドリルで、腹にちょっとした凹みのある立方体の体積計算を解いていた。明らかに必要以上に複雑で、ものすごく難解な、相対性理論みたいな式を用いている。

「おまえ宇宙の謎でも解いてんのか。間違ってんだろよ」と、ドリル巻末の答えを見たら合っている。

「式が違っていても答えが合っていればいいんだ」と平然としているこの子は、オボカタさん並みの超天才なのか、ただのできない子なのか。

そもそもわたしは、ドリルの後ろの方を見ないと、答えが合っているかどうかすら分からない。答えと解説を見ても分からないのだから、もうほんとに分からない。

立方体の腹に凹みなんかつくるなよと言いたい。

いつのまにこんなことになってしまったのか。

今日の夕方はハヤ釣りにでも誘うか。ハヤ釣りならぜったい勝てる。

川と魚の謎なら、わたしのほうが知っている。
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「伊豆の長八美術館」に行ってきた。今度は「長八の宿」に泊まりたい。
「伊豆の長八美術館」に行ってきた。今度は「長八の宿」に泊まりたい。(写真は本文とは関係ありません。)
ハヤやカエルやムクドリと共に生きよう。|葛西善蔵と釣りがしたい
ハヤやカエルやムクドリと共に生きよう。|葛西善蔵と釣りがしたい