雑誌『BOOK5』22号(トマソン社)の「年末恒例アンケート 今年の収穫」に、荻原魚雷さんが『山と河が僕の仕事場|頼りない職業猟師+西洋毛鉤釣り職人ができるまでとこれから』(牧浩之著)を挙げてくれた。著者と喜び合った。
好評増刷の『山と河が僕の仕事場』、その続篇の書き下ろしが遅れに遅れている牧浩之さんに昨日電話して督促したら、「書いてますよ〜。あはは〜。」だって。いいマガモが獲れたらしい。カモもいいけど、原稿も書いてくださいよ。(あの明るさはほんとに魅力だ)
わたしの〈今年の収穫〉本は、『村に火をつけ、白痴になれ ─伊藤野枝伝』(岩波書店)と、『外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD』(草思社)と、『Backcasts: A Global History of Fly Fishing and Conservation』(シカゴ大学出版局)と、『フライの雑誌』の第108、第109、第110号です。
自分が編集した本を〈今年の収穫〉本に入れるのは当然のぜん。何しろ1年で3冊しか作ってない。来年は今年より内容充実させた上で、1年間で雑誌3冊に単行本1冊は仕事したい。がんばる。
『フライの雑誌』に寄稿してくれて、『Backcasts: A Global History of Fly Fishing and Conservation』では不肖わたしの原稿を英訳してくれ、編集までやってださった白岩孝行さんが、NHKの「視点・論点」に出て一人で喋るらしい。すごい方々にお世話になっているんだなとあらためて実感する。