アワセのタイミングは野性のカン

牧浩之氏本、やっと台割りが固まった。ぜったい面白い本になる。ていうか、この本で世の中変わるかもしれない。それくらいの勢いで作っている。

雑誌でも単行本でも編集仕事の佳境にいるとき、「この本ができ上がるまで、殺さないでください神様」っていつも思う。けっこう毎回命の安売りしてるけど、しつこく生き延びているワタシ。

というわけで今日もオイカワ釣り。

なんでーこんなーに楽しいのーかーよー ちっこい魚の毛バリ釣りー
(「孫」の感じで)

夕暮れ、強風、さざ波きれず。こういうときにドライで釣るのはわりとムズカシイ。
秋の夕陽はつるべ落とし。16:45に川に立つ。ちょっと出遅れた。迫る夕暮れ、強風、さざ波。こういうときの釣りは難しいけど、あえてドライフライで玉砕覚悟で。
まあ、釣れる。
まあ、ふつうに釣れる。アワセはフライラインを慣性で持ち上げて魚を乗せる感じ。スペイキャストのリフトみたいというか、ヘラ釣りの煽りアワセの前半というか。波にもまれている15ヤード先の20番のフライは、もちろんぜんぜん見えない。アワセのタイミングは野性のカン。イメージ通りに釣れると「釣ったぜ」感がある。まあオイカワなんですけどね。
しあわせだわたしは。
しあわせだわたしは。
『フライの雑誌』第106号|〈2015年9月12日発行〉| 大特集:身近で深いオイカワ/カワムツのフライフィッシング─フライロッドを持って、その辺の川へ。|オイカワとカワムツは日本のほとんどどこにでもいる魚だ。最近になって、オイカワとカワムツがとても美しく、その釣りは楽しく奥深いことを、熱く語るフライフィッシャーが増えている。今号ではオイカワとカワムツのフライフィッシングを、大まじめに真っ正面から取り上げる。この特集を読んだあなたは、フライロッドを持ってその辺の川へ、今すぐ釣りに行きたくなるでしょう。 新連載 本流の[パワー・ドライ] Power Dry Flyfishing ビッグドライ、ビッグフィッシュ|ニジマスものがたり
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大特集:身近で深いオイカワ/カワムツのフライフィッシング|オイカワとカワムツのフライフィッシングを、大まじめに真っ正面から取り上げました。この特集を読んだあなたは、フライロッドを持ってその辺の川へ、今すぐ釣りに行きたくなるでしょう。
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