グラスロッド欲しい。

編集部の棚にささっていた「フライフィッシャー」誌2013年2月号をなんとなく手にとって、特集「豊かなグラスの世界」をじっくり読み返した。

初読時には読み過ごしていたあれやこれやへ今になって気づいて、ほおとかふむとかなるほどとか、感嘆符だらけになっている。第105号の編集企画の前に読み返していたら、またちがった切り口を考えられたかもしれない。面白いなあ。

世の中には、手にとる価値のない資源のムダ雑誌もあるし、ただ広告をとりたいためだけの雑誌もある。時間とともに発酵する雑誌もある。雑誌も人間も発酵する方がいい。

釣り竿でもバンブーロッドなら発酵しそう。

グラファイトは発酵しない。

グラスは少しだけ発酵しそう(しねえよ)。

グラスロッド欲しい。
グラスロッド欲しい。