ジャパンフィッシングショー2017(1/20-20-22 みなとみらい・パシフィコ横浜)が開催されました。3日間の総入場者数38,635人は、昨年比101.35%とのことです。
出展社さんへの私的優秀各賞を発表します。ブースのカッコよさはジャッカルさん、コンパニオンさんの質も圧倒的にジャッカルさん、ブースのデザイン・設営・運営のキングっぷりはシマノさん、ギア屋に負けるか、釣り具屋の意地を見せてやんよはダイワさん、楽しいイベント演出はぶっちぎりでマルキューさん。で、総合優勝はマルキューさん。
親子連れの姿が多かったのが印象的でした。
ほんとに釣り人口を増やしたいんだったら、一過性のビジネスショーをやるよりも、港に釣り堤防をつくったり、そこらへんの公園の池を常設の釣り堀にして解放する運動のほうが、ずっとずっと効くと思う。という個人的な考えは変わりませんが、
たぶん今、釣りは来てます。
写真で紹介します。
ポスターのど真ん中にフライフィッシャーがデザインされているわりには、基本的にフライフィッシングの「フ」の字も感じられないフィッシングショーだった。業界の意向や変遷とは関係なくフライフィッシングは楽しい。そもそもフライフィッシングは釣り業界全体のなかでは昔も今も超マイナーな存在だ。とはいえ、フィッショングショーからフライフィッシング業界がスポイルされている感があるのは、やはり若干寂しい気がしないでもない。2000年にフィッシングショーから分離独立し、大会場を借りきってフライ業界単独で派手にやり始めたはいいけど、結局数年でコケたフライフィッシングフェスタという徒花があった。フライ業界が自らムラ化を選んだ結果が現在と考えています。
あと、釣りガール含め、なんとかガール、なんとか女子とか、いいかげんにせい。お上や業界団体が「女」でマーケットにおもねるのは特にうざい。「女」打ち出しで記事化するおっさん脳はまじ腐臭。女性のほうも(男性でもいいけど)、そういう旧石器時代のセクシズムと一緒くたにされたくなければ、なんとかガール、なんとか女子とかのノリに乗っかって自分売り込もうなんてチンケな考えを持たないほうがいい。大きなお世話ですみません。
(堀内)