ちょっと風邪気味。ゆうべ無理してサンタさんしたせいだろうか。午後、編集部ちかくの『おかしのまちおか』へお菓子を買いに行った。レジの女の子が「５点で777円でーす」。ふと「お、なんかいいことあるかねぇ…」といかにも親父な台詞が口をついて出た。いっしゅん間があって女の子が「ふへへっ」と相手してくれたからよかったが、無視されたら危ないところだった。帰り道、あそこは「なんかいいことあるかねぇ…」ではなく「なんかいいことあるかな！」と言うべきだったと思い返す。「あるかねぇ…」では、この年末に来て本当にいいことを心から待ち望んでいる哀しい中年のようではないか。