新刊『宇奈月小学校フライ教室日記 先生、釣りに行きませんか』
9月発行
富山県黒部川最上流の小学校を舞台に、釣りをとおして身近な自然を再発見する子どもたちの姿を、生き生きと描いたリアルドキュメント。いま注目の「環境教育」を時代に先駆けて実践した9年間の貴重な記録でもあります。明日は今日よりもっといい。大人になったむかしの子どもも、野山を駆けていたあの頃のドキドキ感を思い出して、希望に胸がふくらむ一冊です。
川が、僕らの教室だった。
せんせ。ほら。おさかな。つるよ。 ……テレビやゲームの影響で子どもたちが自然に興味が持てなくなったなんて、わけ知り顔で言う人があるけれど、おんなじだ、子どもは。そういう見方しかできなくなった方がおかしいのだ。子どもはいつだって、未来だ。 （本文より）
富山県黒部川最上流の小学校で、とある教師がフライフィッシングの教室を開いた。身近な山や川が、とたんにまぶしく輝き始めた。──
いま注目の「環境教育」、時代に先駆けた9年間のリアルなドキュメント。さあ、子どもと一緒に外へ出よう！
＞予約受付中（送料無料）
宇奈月小学校フライ教室日記 先生、釣りに行きませんか
著=本村雅宏（富山県黒部市立若栗小学校教頭）
B６版、平とじ、206頁 税込価格1,800円
ISBN978-4-939003-31-8