フライショップの魅力とは何か。 Post:2013/6/30 5月下旬の東北行きの際、前から行きたかったワイルドワン仙台太白店さんへ寄った。店、でかい。ワイルドワン仙台太白店、釣り担当の竹田正さん。『フライの雑誌』へもたびたび寄稿してくださっているスゴ腕氏。第93号の「隣人のフライボックス」へも登場してくださったのに、まだ会ってごあいさつをしていなかった。だからこの日の釣りの最終目的地は岩手と青森の県境だったけど、途中の仙台インターで降りて竹田さんへ会いに行った。ほんのひとときだがずいぶん楽しい時間をすごさせてもらった。お仕事のじゃまをしてすみませんでした。釣りコーナー。っていうか、フライフィッシングコーナー。渓流、本流釣りの道具と情報がいっぱい。敷居は低いがレベルは高い。フライショップの理想。けっきょくフライショップの魅力というものは、店主・担当者さんの個人的な趣味と熱意そのものだと思う。むしろそれだけが重要だ。棚の前に立っただけで、お店の人のどれだけの情熱が込められているかが伝わってくる。ワイルドワン仙台太白店さんは熱帯だった。あちー。ふたたび東北道へ乗って、その日の内に岩手県北まで走った。夕方近くになってようやくお目当ての里川へ入れた。ぎりぎり夕暮れとの追いかけっこのなかで、なんとか釣ったヤマメ。竹田さんにも会いたかったけど、本当はヤマメにはもっと会いたかった。竹田さん、スマン。またお店へ行きます。 今日、ワイルドワン仙台太白店さんが、新刊『葛西善蔵と釣りがしたい』をたくさん注文してくださった。ほんとありがたい。ほんとうれしい。明日発送します! 東北の渓流釣りといえば、『葛西善蔵と釣りがしたい』SBN 978-4-939003-55-4B6判 184ページ / 本体1,500円+税