フライフィッシングの釣り競争「Tエリアゲームス」第1回は今度の日曜日開催

(株)釣りビジョンさんが主催する管理釣り場でのマス釣り競争大会に「トラウトキング」がある。今年で第9回を数えすっかり定着してきたようだ。ヘラのハコ釣りに代表されるように、管理釣り場での釣り競争は日本では比較的受け入れられやすい土壌があるのかもしれない。

昨年から「トラウトキング」にはフライフィッシング部門が加わった。すると一部の業界系フライマンが大ぜい参加してマスの数釣りを競い合った。「ゴチャゴチャ言わんと誰が一番強いか決めたらええんや!」と前田日明のように言ったかどうかは知らないが、勝者と敗者が互いの会社のウェブサイトを利用してネット上でやり合うなど、英国紳士もびっくりの場外乱闘もあったようだ。

で、そんな加熱のあまりか「トラウトキング」がやっていない裏シーズンの夏から秋にかけて、「Tエリアゲームス」という、おなじく管理釣り場での釣り競争大会が開かれることになった。ティムコ、Marverick、がまかつ、林養魚場が共催する。各社は「フライフィッシング市場の活性化を図るため努力すると意欲を表明している」(『釣具界』1573号より)とのことだ。

「Tエリアゲームス」の第1回は、5月17日(日)に神奈川県の開成水辺フォレストスプリングで開催される。事前受付はなくエントリーはAM6:00現地集合なので、当日乱入可能である。「Tエリアゲームス」にご興味のある方はこちらをどうぞ。プロレス見に行くつもりで観戦してみるのも一興かもしれない。

ちなみに共催の一社に確認したところ、「Tエリアゲームス」の「T」はTIEMCOの「T」ではなく、troutの「T」だとのこと。