フライの雑誌社 > あさ川日記 >

マシュマロ・ダブルフライ・リグを試してきました。その２

Post：

普段は頑迷ころうを絵に描いたような嫌われ者のおっさんなのに、何かの弾みでいったんスイッチが入ると、しつこくて五月蝿くてやっぱり嫌われるおっさんです。で、最近お気に入りのマシュマロ・ダブルフライ・リグをまた試してきました。みんな大好き、山梨県の湧き水の釣り場です。写真で紹介。
.

人が多い場所は苦手なものでじつはけっこう久しぶり。ところが日曜日の晴れた午後なのに超人気ポイントのココで釣り人の影なし。地元の子どもがひとりで釣ってるだけでした。地元なのに「おれ忍野で釣ったの初めて」だそう。「なんだ、エルクで釣れるんじゃん」。きみ、おしのをなめるな。戦略とかノオトとかたくさんあるんだからな。
人が多い釣り場は苦手なもので上流部はじつはけっこう久しぶり。ところが日曜日の晴れた午後なのに超人気ポイントのココで釣り人の影なし。地元の子どもがひとりで釣ってるだけ。一匹釣ったので声をかけると、この子どもは地元住民で何回も来てるのに、「おれ忍野で魚釣れたのこれが初めて。」だそう。「なんだ、エルクで釣れるんじゃん。」と。きみ、おしのをなめるな。戦略とかノオトとかたくさんあるんだからな。振り向くと江戸屋の釣り堀が埋め立てられていた。あややおどろいた。おおむかし父親と江戸屋へコイ釣りに来てわたしだけボウズだった。あのときは悔しかったなあ。釣りにかけては何十年も前のことでもありありと覚えているのに、日常生活では重要なことほど瞬殺で忘れるこのアタマはどうにかならないものか。まじで。

水キレイ。こころキレイ。
水キレイ。こころキレイ。
2011年の大水のあと、ようやく水草も復活してきた。江戸屋の釣り堀が埋め立てられていたのにはびっくり。どれだけ来ていないんだろう。フライフィッシング雑誌の人とは思えない。
2011年の大水から4年め、水草も復活してきた。各ポイントの様相はかなり変わった。
夏だよ。夏だね。
夏だよ。夏だね。
夕方近くなってマシュマロ・ダブルフライリグ登場。上にあるのはエアロドライウィングのマシュマロピューパ・ドライ、下の方に結んであるのはちっこいエルク。この仕掛けですぐ一匹釣った。上のマシュマロのおかげで、リードのちっこいエルクがドラグフリーで流れてくれるのがたいへんきもちい。上手になった気分。
マシュマロ・ダブルフライリグ登場。上にあるのはエアロドライウィングのマシュマロ・ドライ、下の方に結んであるのはちっこいエルク。この仕掛けですぐ一匹釣った。上のマシュマロのおかげで、リードのちっこいエルクがドラグフリーで流れてくれるのがたいへんきもちい。上手になった気分。
リードを正調マシュマロピューパの12番くらいに替えた。ぽんぽん釣れる。フライを交換すると反応がよくなるけど、ここは忍野なんですぐだめになる。でもマシュマロピューパの場合はわりと釣れつづく。ここらへんがほんと面白い。
リードを正調マシュマロピューパの12番くらいに替えた。ぽんぽん釣れる。上に写っているのがマシュマロ・ドライ。マシュマロに直接ハリスを結んで、リードフライを結んである。動画を見てください。フライを交換すると反応がよくなるけど、ここは忍野なんですぐだめになる。でもマシュマロピューパの場合はわりと釣れつづく。ここらへんがほんと面白い。
いつのまに夏だ。
いつのまにか夏だよ。
最新第105号
最新第105号