レシピとドレッシング問題

フライタイイングのマテリアル説明を「レシピ recipe」と呼ぶのが最近は主流みたいだが、おっさんなわたしには「ドレッシング dressing」の方がしっくり来る。だから寄稿者さんへ依頼する時もあえて「フライのドレッシングを書いてください。」と言う。

先様が「レシピも書きますか?」と言ってきてくれたら、「ええ、ドレッシングもお願いします。」とわざわざ言い直したりする。ドレッシングの方がなんかきれいじゃん。ごめんねめんどくさくて。

この〈レシピとドレッシング〉問題は、〈「フライで釣る人」のことを何と呼ぶか〉とも関連する。子どもの頃に国分寺系の『フライマンの世界』で育った釣り師は、まず間違いなく〈フライマン&ドレッシング〉組で決まりじゃないかと思うわけですが、どうですかお客さん。

『フライの雑誌』次号108号の編集の真っ最中で脳内が迷走気味です。多少コンフューズしているくらいの方がいい本になると思います。

次号も期待してください。

特集◎1 再発見・芦ノ湖の鱒釣り ブラウントラウト、サクラマス、ニジマス、イワナ… 箱根・芦ノ湖の今と可能性を考える ●箱根山塊の雄大な景観の中でフライフィッシングを楽しめる神奈川県の芦ノ湖は、国内では貴重なマスの釣れる自然湖だ。芦ノ湖を愛して関わってきた多くの人々の想いを縦軸に、魚たちの暮らしを横軸に、’80年代以降現在までの芦ノ湖の姿を振りかえり、今後の望ましいありようを考えます。 特集2◎ シマザキフライズ × I.F.F.F. in 桐生 tyer 島崎憲司郎 ※第107号は大ボリューム144ページ
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特集◎1 再発見・芦ノ湖の鱒釣り ブラウントラウト、サクラマス、ニジマス、イワナ… 箱根・芦ノ湖の今と可能性を考える ●箱根山塊の雄大な景観の中でフライフィッシングを楽しめる神奈川県の芦ノ湖は、国内では貴重なマスの釣れる自然湖だ。芦ノ湖を愛して関わってきた多くの人々の想いを縦軸に、魚たちの暮らしを横軸に、’80年代以降現在までの芦ノ湖の姿を振りかえり、今後の望ましいありようを考えます。
特集2◎
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葛西善蔵と釣りがしたい| 堀内正徳
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