初日、空港に着くと大雨でしたが、夕方にはさーっと上がり虹も出るほどで、晴れ男の面目躍如。とある湖畔の民宿に宿泊、ヒメマス料理がついて5000円です。「季節がちがうからねえ。本当は刺身を食べてもらいたいの」と宿のお姉さん。フライも充分おいしかった。やはりヒメマスはマス類最強のうまさです。味噌汁もヒメマスの上品な出汁がでていました。宿の本棚に懐かしい『夏子の酒』(モーニングKC/尾瀬あきら)があったのでつい手にとってしまいそのまま全12巻を読破。感動して最後の3巻をもう一度読み返したので就寝は午前二時。明日は五時起きなのにどうしよう。
二日目、湖でマス釣り。ドライフライで一日通しました。ぽっかりと浮いている私のフライの横2メートルで、これぞ北海道だと言わんばかりの巨大なマスが「どばっ!!」とジャンプ。一応合わせてましたが、当たり前ですけどかかりませんでした。同行してくれた道民釣り師が「あれ、自分の姿を見せたいだけなんだよ。ちょっとだけよ、ってね」。
夜は道民の友人三人と、ジンギスカンを死ぬほど腹に詰め込みました。うますぎ。これが本場の味なのか。私がこれまで食べたジンギスカンは何だったんだ。
三日目、始発便で離道。そのまま仙川へ。