今日の釣りも楽しかった。一荷一荷。 Post:2016/4/302016/4/30 今日の釣りも楽しかった。川にはハタキの巨鯉がうろうろしていた。あんなのがかかったら大変なことになる。おびえながらのオイカワ釣りだった。写真で紹介。 岸際でカワムツが出るかと思ったが無反応。いつもの場所でアタリが遠い。 水深約20㎝で底石が入って水面が少し波だっているゆるい瀬で集中して魚信があった。 魚が小さいので、かかってもすぐ外れる(もちろんバーブレスである)。最初の一匹をランディングするまでけっこう苦労した。やっとネットインしたオイカワは指3本級。「ちっさい、ちっさい」と興奮した。毛鉤と魚と5フィート9インチの羽舟竿のバランスは、繊細さを究めたタナゴ釣りに相通じる趣もある。フライロッドは「振る」という表現が一般的だが、タナゴ竿を振り回す人はいない。道具には道具にあった接し方がある。たぶん20代のわたしには、この竿は扱えなかったろうと思う。 今の季節のアベレージ。 水面が異様にざわついて銀色の閃光が二本きらめいた。今季はじめての一荷釣り。ずいぶん引くと思ったら。 フライフィッシングの雑誌でよくある「一匹釣ってストックして、もう一匹釣って並べて記念写真」じゃなくて、正真正銘の「いっぺんに2匹」。 羽舟さんは浅川へ来たことはないのに、ずっと以前から浅川の釣りをよく知っているかのような竿だ。羽舟さんといっしょに釣りをしているみたいである。 『フライの雑誌』第106号|〈2015年9月12日発行〉|大特集:身近で深いオイカワ/カワムツのフライフィッシング|オイカワとカワムツのフライフィッシングを、大まじめに真っ正面から取り上げました。この特集を読んだあなたは、フライロッドを持ってその辺の川へ、今すぐ釣りに行きたくなるでしょう。新連載 本流の[パワー・ドライ] Power Dry Flyfishing ビッグドライ、ビッグフィッシュ|ニジマスものがたり 【発行なる】バンブーロッド教書[The Cracker Barrel] 竹の国の釣り人たちへ。|サンテ・L・ジュリアーニ/マーク・ウェント/ケン・スミス/ウィリアム〝ストリーマー〟エイブラムス/キャシー・スコット/ジョー・ビーラート/永野竜樹/山城良介/川本 勉/三浦洋一/平野貴士/池田和成/北岡勝博/島崎憲司郎 装丁画:北岡勝博 永野竜樹 =訳 フライの雑誌社 =編『フライの雑誌』第108号|特集1◎シマザキ・ワールド 15 レッドアイリーチから30年 島崎憲司郎/特集2◎日本の[スチールヘッド] 〈夢の魚〉を追いかける仲間たちのストーリー ニジマスよ、海を目指せ!|4月5日発行 〈ランドール・カウフマンさんが面白いネと言ったからストレッチボディ〉な裏話も掲載。Amazonで扱い開始。 フライの雑誌-第92号 特集 ただ一本の竹竿(バンブーロッド)2 表紙:中村羽舟さん(世界最高齢の現役バンブーロッドビルダー) 竿をつくるしごと3「羽舟さん」文・島崎憲司郎