他人の奥さんとウナギを獲った

わたしは昨夜、アメリカンのオートバイの後ろに他人の奥さんを乗せて、どこか遠いところへツーリングへ行った。行った先の道路脇の溝で、太い天然ウナギを何本も手づかみした。

獲ったウナギは奥さんにその場でぜんぶあげてしまい(活魚で)、手を振ってお互いさわやかに別れたのだった。つげ義春と片岡義男といましろたかしとマッドマックスあたりが入り混じった、意味不明の夢である。

ウナギをあげたら奥さんはたいそう喜んで、わたしに抱きつきたそうだったが、いやそれは、と遠慮した。よく知っているあの人の奥さんだから、夢の中とはいえ困った。

わたしに責任はないが、本人には言えないし、うちの最愛の妻にも「こんな夢見たんだけど」と言えないのはもちろんのことだ。

それはそうと、第106号が出たのでさっそく釣りだ釣りだ釣りだ釣りだ。

夕方の一時間だけの釣りだったが、狙い通りたくさん釣れた。
夕方の一時間だけの釣りだったが、狙い通りたくさん釣れた。
新しい5番ロッドがきもちい。
新入手の5番ロッドがきもちいい。これはいい竿だ。
けっこう引きます。
けっこう引きます。
もっと引きます。フライはぜんぶオポッサムのニンフ。第98号で紹介。効きます。
もっと引きます。フライはぜんぶオポッサムのニンフ。第98号で紹介。効きます。
この釣り場については第106号のトピックス128頁で紹介しました。やっぱり釣りはいいな。
この釣り場については第106号のトピックス128頁で紹介しました。やっぱり釣りはいいな。
『フライの雑誌』第106号|〈2015年9月12日発行〉| 大特集:身近で深いオイカワ/カワムツのフライフィッシング─フライロッドを持って、その辺の川へ。|オイカワとカワムツは日本のほとんどどこにでもいる魚だ。最近になって、オイカワとカワムツがとても美しく、その釣りは楽しく奥深いことを、熱く語るフライフィッシャーが増えている。今号ではオイカワとカワムツのフライフィッシングを、大まじめに真っ正面から取り上げる。この特集を読んだあなたは、フライロッドを持ってその辺の川へ、今すぐ釣りに行きたくなるでしょう。 新連載 本流の[パワー・ドライ] Power Dry Flyfishing ビッグドライ、ビッグフィッシュ|ニジマスものがたり
『フライの雑誌』第106号|〈2015年9月12日発行〉|
大特集:身近で深いオイカワ/カワムツのフライフィッシング|最近になって、オイカワとカワムツがとても美しく、その釣りは楽しく奥深いことを、熱く語るフライフィッシャーが増えている。今号ではオイカワとカワムツのフライフィッシングを、大まじめに真っ正面から取り上げる。この特集を読んだあなたは、フライロッドを持ってその辺の川へ、今すぐ釣りに行きたくなるでしょう。
新連載 本流の[パワー・ドライ] Power Dry Flyfishing ビッグドライ、ビッグフィッシュ|ニジマスものがたり
『フライの雑誌』第98号 シマザキ・ワールド13 島崎憲司郎 マシュマロブーム、北岡竿、この夏の収穫、ココロの舵 SHIMAZAKI WORLD13 text&photo by Kenshiro Shimazaki
話題号。『フライの雑誌』第98号
シマザキ・ワールド13 島崎憲司郎|
マシュマロ特集
SHIMAZAKI WORLD13。オリジネーターの島崎憲司郎さんによるマシュマロ誕生秘話、マシュマロ・ピューパのタイイングのコツと写真解説、オポッサムのコラムも。最近のバックナンバーではクロスオーストリッチ特集の第90号と同じくらい、いちばん売れている号。
text&photo by Kenshiro Shimazaki
フライの雑誌 105(2015夏号): 特集 日本の渓流の「スタンダード・フライロッド」を考える。/隣人のフライボックス/60年目の養沢毛鉤専用釣り場
フライの雑誌 105(2015夏号): 特集 日本の渓流の「スタンダード・フライロッド」を考える。/隣人のフライボックス/60年目の養沢毛鉤専用釣り場
単行本「葛西善蔵と釣りがしたい」
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