…解禁したばかりのホッカイシマエビと今朝釣ってきた新子ヤマベの天ぷらとかといっしょに、みんなで山漬けをつまんでいるとき、「釣道楽」編集長のS氏がふと言った。
「おれ、キキザケできるんだあ。」
酒を飲まないS氏がキキザケとはなんのことかと思ったが、「利き鮭」のことだった。アキアジ(シロザケ)、ギンザケ、ベニザケ、ニジマス、ブラウン、ヒメマス、サクラマス、マスノスケ、カラフトマス、メヂカ、ケイジ(他にももっとあったかも)といったサルモニダエ類を、切身にして焼いた状態で食べ比べて、それがどのサケであるかをすべて言い当てることができるという。…
あさ川日記 >Posted at 2010年 10月 7日
「あなたは「利き鮭」ができますか?」より
↑ こういうムダな超人的能力をなにげに隠し持った男が編集している北海道の釣り・野遊び道楽誌「釣道楽」、ぶっ飛ぶほど珍しいに決まっています。なんと1年半ぶり、引き絞ったロッドを放つように満を持してリリースする最新第16号を、どうぞよろしくお願いします。