外来種新法/環境省説明会 続報

昨日ご案内した「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律に係る説明会」についての続報です。環境省によると、会場スペースが狭すぎるため、一般参加はなし、業界関係者及びメディア関係者、釣り団体関係者のみ、しかも事前申込みでの開催となったそうです。こういう身勝手でお粗末な話を聞くと、小池百合子環境相の暴走発言にはじまる9万通の国民の意見を無視したあのパブコメまでの、釣り人がお国にバカにされ続けた忌まわしい思い出が、とたんに蘇ってきます。環境省が発表した<パブコメで集まった意見の概要とそれを踏まえた対応の考え方>は、まさに「木で鼻をくくった」という表現が似つかわしい、あらかじめ決められたレールに無理やり国民を従わせたい役人根性を居直り的に露呈させた恥ずかしい内容でした。
http://www.env.go.jp/press/file_view.php3?serial=6676&hou_id=5918
情報公開の時代に<業界関係者及びメディア関係者・釣り団体関係者のみ、要事前申込み>とは、見当違いも甚だしい。会場スペースが狭いのならば、それなりの会場を用意すればいいだけの話で、それをしないのは予見の甘さ、職務の怠慢と言わざるを得ません。特定外来生物の防除方針も発表されたことですし、この先、当然、広く一般市民を対象にした参加無条件の外来種新法説明会が、全国各地で開催されなければなりません。