川崎市川崎区殿町先の多摩川河川敷で3月、放射線量が直近5センチで毎時2.52マイクロシーベルト、1メートルでも同1.0マイクロシーベルトと高い数値のごみが見つかった問題で、国土交通省京浜河川事務所は2日、東京新聞の取材に対し、高濃度の放射線量はごみではなく、東京電力福島第一原発事故による放射性セシウムで汚染された土壌が原因と説明した。
(東京新聞 5/3)
法律で定められた放射線管理区域の放射線量は、3ヶ月で1.3ミリシーベルトですから、1時間あたりにすれば0.6マイクロシーベルトってことでいいのかな。まちがってたらごめんなさい。算数よわいんですみません。
これからの季節、犬の散歩やサイクリング、バーベキューでにぎわう多摩川下流の河川敷は、放射線管理区域です。当然、川底の汚染はもっとすごいことになってるはずです。川へ立ち込んでる釣り人は、川で暮らしてるマルタウグイやコイとかのお魚は…、ということです。
ちなみに土壌の除染は不可能だというのがチェルノブイリ事故での認識らしいです。除染したところでその放射能で汚れた水はけっきょく川から海に流れて泥にたまります。
これくらいの線量の被ばくが人体に害を及ぼすことは科学的に証明されていない。そのように主張する科学者はたくさんいます。
気にしなければ、3・11以前と変わらない多摩川が流れているだけです。