フライの雑誌社から『文豪たちの釣旅』を出してくださった大岡玲さんの新著『男の読書術』が岩波書店から本日刊行されました。
男のロマン，男のヒーロー，男の憧れ，男の悩み……いつの時代も，何歳になっても，失われることのない，男たちが求めるもの．それはすべて，本の中にある！ 文理や東西の境をこえ，あらゆる本の山々を巡ってきた著者が極めた“男読み”の奥義．男はこう読む，これを読む．読書の遍歴こそ，男の騎士道．（岩波さんの惹句より）
大岡さんが〝本〟を語る文章は、傑作『永遠の夏休み』（集英社）、名作『文豪たちの釣旅』（フライの雑誌社）がそうであるように、単なるレビューではなく独特の味わいある文学になります。今度の新刊も大岡節をたっぷりと楽しめそうです。それにしても岩波さんの惹句が気になります。“男読みの奥義”っていったいどんなものすごい奥義なのでしょう？？
