失業中ではありません その2

朝から集中して仕事していたのでくたびれた。

こういうときは川へ行くに限る。

平日の昼間からふらふらしている姿を、またご近所の方に見つかって、「やっぱり失業中なんだわ。」と確信されるのもあれなんで、コソコソとかくれるようにして家を出た。

川は逃げない。
川は逃げない。裏切らない。
今日はいいのが釣れた。すごくいい。
今日はいいのが釣れた。すごくいい。
流れをまたいだ10ヤード先の白泡の中にマシュマロアントの20番をキャスト。流れに巻き込まれた刹那に食ってきたような気がした。見えなかったけど心眼でアワセた。このところ川の状況がよくなくて「ソフトハックルを下流へ投げてクイクイ」みたいな安直な釣りが続いていた。これはすごく満足感がある。
流れをまたいだ10ヤード先の白泡の中にマシュマロアントの20番をキャスト。流れに巻き込まれた刹那に食ってきたような気がした。見えなかったけど心眼でアワセた。このところ川の状況がよくなくて「ソフトハックルを下流へ投げてクイクイ」みたいな安直な釣りが続いていた。これはすごく満足感がある。竿は2番のシーズロッド・6フィート8インチにした。強い風のなか、新しくおろしたばかりのWFラインを自在に運んでくれた。
小さいカワムツですよ。
場所をすこし変えたら小さいカワムツも釣れた。
橋の下の例の場所で、釣り人が釣れた。わたしでもそこを狙うと思う。
橋の下の例の場所で、釣り人が釣れた。わたしでもそこを狙うと思う。
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『フライの雑誌』第106号|〈2015年9月12日発行〉|
大特集:身近で深いオイカワ/カワムツのフライフィッシング|オイカワとカワムツのフライフィッシングを、大まじめに真っ正面から取り上げました。この特集を読んだあなたは、フライロッドを持ってその辺の川へ、今すぐ釣りに行きたくなるでしょう。
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新装版水生昆虫アルバム(島崎憲司郎著)
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『フライの雑誌』第98号 シマザキ・ワールド13 島崎憲司郎 マシュマロブーム、北岡竿、この夏の収穫、ココロの舵 SHIMAZAKI WORLD13 text&photo by Kenshiro Shimazaki
話題号。『フライの雑誌』第98号
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text&photo by Kenshiro Shimazaki
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