島崎憲司郎さんの〈毛バリの生態展示〉のタネが宮崎へ飛んで芽を出した。

『フライの雑誌』連載中の宮崎県在住フライタイヤー、牧裕之さんのfacebookから。

去年の茨城県自然博物館の夏休み昆虫企画展で、島崎憲司郎さんがやったフライ展示手法のアレンジ。小誌は〈毛バリの生態展示〉もしくは〈毛バリの行動展示〉と名付けました。

>参照:茨城県自然博物館で島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム』とシマザキフライを見てきた。

人が作る虫、博物館のシマザキフライ 自然博物館の昆虫展で島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム』とシマザキフライが展示された〉というタイトルで、『フライの雑誌』第94号の記事になっています。

以下は牧さんの言葉。

元ネタは島崎憲司郎さんが作成されていたフライの額。それを子供にも分かりやすいように専門的な説明を省き、ステージ別の特徴や毛ばりで表現する理由などを貼り付けてみた。毛ばりで表現する水生昆虫の一生。

毛ばり職人はフライフィッシャーだけを相手にしているわけではない。環境に興味のある子供達が、楽しく学べるようにお手伝いだってできる。フライフィッシングを知らない方達に、毛ばりの世界に触れてもらうことだってできる。フライフィッシングという趣味を通じて、子供達に川の素晴らしさを教えることだってできてしまうのだ。

こういうつながりと広がりは本当に素敵です。たいへんなことも多いけど雑誌やっていてよかったナ、と思うひととき。