幸せのダブルヘッダー

幸せは手近なところに転がってるというわけで、今日は近場をうろうろ。

写真で紹介。

今日は第95号の「オトナの管理釣り場」特集で紹介した東京都にある管理釣り場の、養沢じゃない方へ遊びに行きました。この釣り場は何が楽しみかといって、自然渓流そのままの流れを活かした本格的な釣りを楽しめることはもちろんのこと..
併設レストランのお食事がたいへんおいしくてかつリーズナブルなこと。このミックスピザ(L)で1500円。パスタ類も種類豊富で選ぶのも楽しい。地元のご近所さんがテイクアウトしていくというのも納得です。
今日の釣りは『フライの雑誌』読者にはおなじみ、新宿区のバンブーロッドビルダー、シーズロッドの藤塚さんと一緒。第86号の「竿をつくるしごと」に登場してくださった際の藤塚さんの、インパクトありすぎる顔写真は思わぬ反響を巻き起こしました。今日はピザを前に「うまそうですねえ」と言いながら、腕組みしています。けっしてこわい方ではありません。ふだんは溶けちゃいそうにかわいらしい笑顔なのですが、カメラを向けるとこういう顔になります。以前本欄の「子どもが選んだバンブーロッド」という記事で紹介したのは、じつはシーズロッドさんのオリジナルモデル6’ 6”です。今日の釣りにはぴったりでした。
天気晴朗にして気温低下気味。水温は8度。こりゃあ沈めるしかないなと最初からニンフ系にしましたが、反応鈍し。あれこれやった末に#20のちっこい系のクロスオーストリッチ(黒)と、#22フェザントテールニンフの底層ナチュラルドリフトに行き着いて、あとはほぼ入れ食い。まあ最初からそうすれば釣れるのは分かってたようなものだけどさ。藤塚さんはというと、川に降りた瞬間に「自分はドライで」と宣言。水面でないっすよと言ったんですが、「いや。引きずり出してみせますよ、ぐふふ」と不敵に笑い、粘りに粘って結局その言葉通りに引きずり出していました。すげー。魚をかけてからは竿の曲がり具合をしっかりチェックしていたのはさすがです。
充分に満足して早めに帰路へ。まだ明るいうちに地元が近づいてくるにつれ、「イブニングできるじゃん」という意地きたない釣り師根性がわいてきました。で、藤塚さんを地元の川のハヤ釣りに誘ったところ、「いいっすねえ、ぐふふ」と二つ返事。そのままハヤ釣りへ突入。ハヤはまじめにやらないとうまく釣れません。けっきょく暗くなるまで二人であれこれ悩みながらハヤ釣って遊びました。こんな感じでたのしい釣りの休日はあっというまにおわってしまうのです。