広くて浅くてゆったり流れるポイントは、いかにもフライフィッシングをやってる感じがする。 Post:2016/6/27 締切りが近づいてくると遠出はしなくなるが、近所のオイカワ釣りの頻度はむしろ上がる。雨の日とゴハンを作る日以外は毎日だ。夕方6時からがわたしの釣りの時間。いい季節になってきた。 今日は〈さいかちフラット〉で(今日、名づけた)釣った。フラットの真ん中まで短パンで入って、川の両側を釣る。足元でも釣れるよ。深さはせいぜいひざ下くらい。このポイントでの釣りの面白さは、第106号のオイカワ特集のわたしの記事に書いた。広くて浅くてゆったり流れるポイントは、いかにもフライフィッシングをやってる感じがする。近所の子供と釣り友だちと三人並んで、げらげら笑いながらみんなで釣った。 ラインは3番にしたが同じ竿で2番のラインをのせた方がよかったみたい。 意図的にいろいろフライを試したみたが、今日はCDCを数本フラットにのせたオポッサムボディの20番が圧倒的に効いた。リーダーグリースでぐちょぐちょにするのはいつものこと。浮かず沈まず、水面に張りついている状態を保ってあげると反応がよかった。 下流の瀬のほうがオスが釣れる確率は高いけど、こっちでも釣れる。 風のない夕方はライズだらけだ。今朝、川を散歩していたら、コロガシ釣りのおじさんに会った。さいしょは楽しく会話していたが、おじさんてば根がかりしたコロガシのハリをぶち切って水中に放置した。そして無券と判明。地元の人間として見過ごせず、それとなく振ったら、「現場で買おうと思ったんだよ。。。」とか言っておじさん逃げた。いいトシこいて情けない。フライ業界にも似たようなおじさんがいて、あちこちの釣り人の噂になっていることは、最新第108号のトピックス記事(129頁)で軽くジャブ打ってある。楽しく釣ろうぜ。 『フライの雑誌』第106号|〈2015年9月12日発行〉|大特集:身近で深いオイカワ/カワムツのフライフィッシング|オイカワとカワムツのフライフィッシングを、大まじめに真っ正面から取り上げました。この特集を読んだあなたは、フライロッドを持ってその辺の川へ、今すぐ釣りに行きたくなるでしょう。新連載 本流の[パワー・ドライ] Power Dry Flyfishing ビッグドライ、ビッグフィッシュ|ニジマスものがたり 『フライの雑誌』第108号|特集1◎シマザキ・ワールド 15 レッドアイリーチから30年 島崎憲司郎/特集2◎日本の[スチールヘッド] 〈夢の魚〉を追いかける仲間たちのストーリー ニジマスよ、海を目指せ!|4月5日発行 〈ランドール・カウフマンさんが面白いネと言ったからストレッチボディ〉な裏話も掲載