2013年10月5日、「ダムと観光振興!? 川と温泉の振興策を考える全国集会 in 小国川」に竹門康弘・京都大学防災研究所準教授の話を聞きにいった。観光カリスマ山田桂一郎氏、国内外の川を釣り歩いているつり人社の鈴木康友社長などここでしかありえない組み合わせの顔ぶれで、赤倉温泉はどのような未来を選んでいくのかということを考えさせられる集会だった。…
周辺工事を先行させ、合意を取らないままに既成事実化によりダム計画を進めていく。一種の脱法行為だ。日本ではこんなやり方が半世紀、各地で続いてきた。…
今日本でさまざま続いているダム事業は、地域に一時的に小銭を落とす雇用対策でしかなく、便益を受けるはずの下流では選択肢や考える機会を与えられないまま単に惰性で無関心で受け入れているともなく受け入れている場合が多い…
ダム問題に取り組むまさのあつこさんのブログ「晴れの日は楽しく、雨の日は静かに」より、最上小国川ダム計画について、「239.地域の価値を残せるか」。太字は引用者。
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地元の小国川漁協は一貫してダムを拒否しています。にもかかわらず、山形県は「ご理解ください。話し合いましょう。」と言いながら、ダムの周辺工事をどんどん進めています。揉み手で近づいてきながらヒザで金的を狙ってくるような、卑怯で不誠実なやり口だと思います。
これはわたしの考え。ちょっと過激なこと言ったかなと思ってたんだけど、おれ間違っていなかったんだなと安心した。
ダムやら原発やらを建てたがる事業者や行政は、カネや権力を握って、仕事でそれをやってくる。向こうが二枚も三枚も上と改めて思う。ふつうの市民が対抗するのは並大抵のことではない。
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