放射能はいやだ

福島県水産課へ電話。原発事故による放射能汚染被害のために、2011年以降、ずっと釣りができなくなっている福島県内の川と湖がある。その現況と今後の展望を次号で記事にしたい。

お役人へ取材して、表向きの能面の皮をめくりあげて、本音をあれこれ引っ張り出す仕事って、ほんと苦手。向いてない。とくにこんな、放射能汚染のテーマだと、先方だってどうしようもなく困っているのは分かってる。

でも、川と湖の釣りと放射能汚染に関して突っ込む取材は、『フライの雑誌』しかやってない。仕方ないので、これから県、国、漁協、釣り人に取材していく。いやだけど。

ほんとに放射能はいやだ。

選ぶべき未来は森と川と魚たちが教えてくれる
『淡水魚の放射能  川と湖の魚たちにいま何が起きているのか』
水口憲哉(国会事故調査委員会参考人/東京海洋大学名誉教授)書き下ろし新刊

新刊『淡水魚の放射能』

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