『フライの雑誌』次号第100号にも寄稿してくださる作家の樋口明雄さんが、『葛西善蔵と釣りがしたい』を紹介してくださいました。
朝ご飯を食べながらパラパラと頁をめくっていたら、いつの間にか咀嚼も忘れて読みふけっておりました。リーダビリティ最強の1冊です。
リーダビリティとは〝読みやすさ〟のこと。編集者的にはとてもうれしくてありがたいお言葉です。
樋口さんの山岳冒険小説『狼は瞑らない』(ハルキ文庫)が、なんと先日8刷になったとか(すごい!)。むしむしする梅雨時にぴったりな爽快感あふれる名作です。時代を越えて読み継がれているのがすばらしい。
ちなみにココに写っているワンちゃんは、樋口さんのエッセイ集『目の前にシカの鼻息』の裏主人公であるココさん。こう見えてじつは○○の血を引く××な△△ちゃんで、、、。