先日の本欄で紹介した、日経新聞「アートレビュー ─小さくて美しいもの」に掲載された島崎憲司郎さんフライの記事について、せっかくの内容が不明瞭で読めないというご指摘を受けました。
新聞の過去記事を探すのは難しいと思いますので、キレイな画像を下に掲載します。2回クリックで拡大です。
「小さくて美しいもの」とはいいタイトルです。なんたってリード文は清少納言ですから格調が違います。たしかにこんな世の中で、いいかげんドカドカ・オラオラ系には、皆さん倦んでおられるんじゃないでしょうか。
フライフィッシングなんて、本来ちーっちゃい世界です。ちーっちゃいのが本質なのに、自分たちがメジャーだ、みたいな勘違いをしちゃうといけません。ちーっちゃいのがフライフィッシングの本質で、魅力です。そこを間違えるから、ケガをする。
とはいえ「小さくて美しい」ことはあっても、「小さいから美しい」のではない。そんなこと言ったら本当にちーっちゃくなっちゃいますね。
さて、ちーっちゃくてちーっちゃい雑誌、季刊『フライの雑誌』の次号第91号は、12月17日の発行予定です。
発行日がまた遅れましたけど、そんなのちーっちゃいって。
(とんでもありません。本当にゴメンナサイ!!)