今まで隠していましたが、わたしが初めて買ったLPレコードは、12歳の時の『SOLID STATE SURVIVOR』(YMO)、つづいて『少女』(堀ちえみ)、『風見鶏』(さだまさし)です。
三つ子の魂とはおそろしいもので、YMO以外の二枚の収録曲は、いまだに全曲そらでフルコーラスを口ずさめる自信があります。
ああ、重い荷を降ろした気分です。
四捨五入すれば五十路にしてようやく自分自身の成り立ちというものを直視することができました。
今日は胸を張ってさだまさし聴きながら仕事してやります。
(言い訳しておくと、にっぽんがどうとか言い出して、国営放送べったりになる前の詩はわりとよかった。わたしの音楽的トラウマの源はさだまさしにあったんだなと今確認しました。さだまさしめ。)