昨日のシマザキ・コイル。ただいま交渉中。

クロスオーストリッチと組み合わせてのシマザキ・コイルの爆発的有効性は
『フライの雑誌』誌上で繰り返し紹介してきた。そこで3月発売の次号では、
そのシマザキ・コイルについてくわしく誌面解説しようと企んでいた。

で、昨日、赤城山麓の管理釣り場フックにて、島崎憲司郎さんの釣りを
取材したら、これまで完全未発表の島崎憲司郎オリジナルの〝仕掛け〟に
出会ってぶっ飛んでしまった。いわばコイルの進化系である。

この仕掛けはすごい。ぜったい真似したくなる。(もう真似でいいや)
名前もカッコいい。(その場で決めていたっけ)
なによりいかにもフライフィッシングぽいのがいい。(これが一番大事)

釣りが終わった後、桐生の島崎城へおうかがいした。そこでその他にも
新ネタを膨大に注入されて、クロック数の足りないアタマがオーバーヒート。

明け方の関越道をふらふら走り、今朝の東の空が白くなる頃にようよう
日野へ生還した次第である。中央分離帯へ何度もヘッドバットしそうになった。

『フライの雑誌』では昨夜、島崎さんにそこらへんの新ネタについて
必ずうちの誌面でやってくれるように、きつくお願いしてきた。

ご本人は(めんどくせぃなあ)という感じで笑うのみでご登場の言質はとれなかった。
でももう一押しでなんとかなるかもしれない感触があった。

編集部がんばります。読者のみなさんの応援が頼りです。

家でセットしてきてあるコイル仕掛けを袋から取り出す
20yd先のコイルがよく見える。ウキじゃあないので、そこんとこよろしく。
わずかなアタリにスッとラインを引くとこうなる。向こうは竿師の中村羽舟さん(80歳)。
私のノートに仕掛けの概念図をササッと描いてくれた。これは雑誌的には載せないわけにはいかない。