本誌連載中の牧浩之さんがNHK宮崎に出演。「自ら奪った命に向き合いながら、毛鉤に新しい命を吹き込む」

先日、NHK宮崎で放映された番組の取材風景。この取材をきかけに、鳥獣対策問題にすごく興味を持ち始めた。自分なりに色々と調べ勉強していくうちに、様々な問題が浮かび上がってくる。高齢化が進む猟師の世界で、若手猟師がやっていくことって何だろう。ただ捕獲するだけでなく、寄付けない環境づくりや生息環境の再生など、あらゆる方面と協力しなきゃいけないなぁと最近は思っています。

 そうそう、フライの雑誌99号の読者通信で、マテリアルを店で買ってフライを巻くということが、肉を買って食べるのと同じだというご感想がありました。今年は猟銃取得を目指しますので、鴨や雉といった鳥類もいずれ自らの手で調達することになると思います。自ら奪った命に向き合いながら、毛鉤に新しい命を吹き込む、そんなつもりで毛鉤を巻いていこうと思っています。

『フライの雑誌』に人気連載中の牧浩之さんがNHK宮崎に出演。
「自ら奪った命に向き合いながら、毛鉤に新しい命を吹き込む」、
いい言葉です。

牧浩之さんのfacebookから転載
牧浩之さんのfacebookから転載