桐生・渡良瀬川のリアルタイム情報。渡良瀬川をフライフィッシングでサポートする桐生のフライフィッシャーを中心としたグループ「渡良瀬ネイチャリングアクト」さんのブログからご紹介。
川が良くて虫がたくさんいて魚がそこに泳いでいて、渡良瀬川のこれから一週間(一ヶ月?)くらいはたいへんな天国状況になりそう。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム』は、こういうイ〜イ川から生まれたんだな。(太字が分からない方は『フライの雑誌』第70号「シマザキワールド10」をご参照ください)
ぶっとんで行きたい。
ハッチにつれて起こった360度のライズに囲まれてしまいました。
オオクマ、エラブタ、フタバコカゲロウ、#26くらいのマホガニー、タンカラーといったダンのハッチが、時間がずれたり重なったりしながら、風が吹き始めるまで続きました。量的にも渡良瀬川ではスーパーハッチと呼んでよいほどで、1平方メートル当たり2~3匹流れていることもありました。
そのハッチに完璧なライズがあって、放流直後の魚には珍しいほど上手な食い方で、大きい魚は抑え込むようなライズで食ってくれました。
掛けたのは8尾、28cm級を頭に、22~23cm級のがっしりヤマメが半分で、解禁直後の魚とは大違いです。
フライは#20オリーブのCDCダン、同じく#20のタンカラー、#24オリーブのコンパラダンと、すべてダンでした。
渡良瀬川ではダンパターンの登場するチャンスが殆どないとまで言われてから、ずいぶん経つように思いますこの話をしたら『だからバックファイアーダンを使うようになったんだよ』と聞かせてくれる方がいました。
しかし、今年はあちこち(赤岩橋、団地裏、相川橋、団地裏の範囲ですが)で、ハンパでない量のダンが流下して、ライズもかなりの頻度で誘発されるという、うれしい話がちょくちょく聞かれます。