超楽しかった昨日の釣り

静岡県のすそのフィッシングパークへ行ってきた。すそのの場長、飯塚伸一さんには、『フライの雑誌』第69号(2005年)へ、「湧水100パーセント掛け流しの釣り堀」というコラムを寄稿してもらった。あれは珍しくて、面白い原稿だった。

今年初めて会った飯塚さんは、以前よりきゅっと締まった感じになっていた。聞くと、「イワナ釣りのためにしぼってるんですよ。」とのこと。わたしもあやかりたい。ていうか、しぼらないと。

楽しかった昨日の釣りを写真で紹介。

いい季節!
上の池の様子。いい季節!
黒のクロスオーストリッチ10番が大爆発。あえて他のフライと比べてみたが、明らかに黒のクロスオーストリッチばかりにアタリがあった。その差は歴然だった。
黒のクロスオーストリッチ10番が大爆発。あえて他のフライと比べてみたが、明らかに黒のクロスオーストリッチばかりにアタリがあった。その差は歴然だった。
あまりにクロスオーストリッチで釣れるのでマシュマロピューパを半沈みにさせてみるとやっぱり来た。
あまりにクロスオーストリッチで釣れるので、ヒゲナガの「ヒ」の字もない状況で、あえてマシュマロピューパに変えてみた。やっぱり来た。
マシュマロが半分つぶれたマシュマロピューパをのみこんだブルックトラウト。
マシュマロが半分つぶれたマシュマロピューパをなんの警戒心も持たずにぱくっとやったブルックトラウト。
上の池の中央に、「今月のヌシ」みたいな大鱒が浮いていた。飯塚さんと冗談半分で「あれ狙ってみますか。」という話になった。鼻先へ何回かクロスオーストリッチを通したが、反応はするが食いつくに至らず。サイズを大きくしたらどうだろうと、アジ釣りの時に巻いておいた「白いエサフライ」10番のウイングをシマザキフライトーンのダークグレーでしゃっしゃっと染めたストリーマーに結びかえてキャスト。流れにのせてヌシの鼻先1メートルをゆるくスイングさせたが、残念、微動だにしない。と、その一瞬後、なにが何だか分からないままフライラインがビューッと10メートル以上も引き出された。「あいつだ!」。本当に釣れてしまった。62センチ、3キロ。フライを喰うところがまったく見えなかった。すごい瞬発力だった。(夜に刺し身でいただいたらものすごく美味しかったことを書き添えておきます)
上の池の中央に、「わたしが今月のヌシですが何か」みたいな大鱒が浮いていた。飯塚さんと冗談半分で「あれ狙ってみますか。」という話になった。鼻先へ何回かクロスオーストリッチを通したが、反応はするが食いつくに至らず。サイズを大きくしたらどうだろうと、アジ釣りの時に巻いておいた「白いエサフライ」10番のウイングをシマザキフライトーンのダークグレーでしゃっしゃっと染めたストリーマーに結びかえてキャスト。流れにのせてヌシの鼻先1メートルをゆるくスイングさせたが、残念、微動だにしない。と、その一瞬後、なにが何だか分からないままフライラインがビューッと10メートル以上も引き出された。「あいつだ!」。本当に釣れてしまった。フライを喰うところがまったく見えなかった。すごい瞬発力だった。64センチ、3キロ。超でかいし太っているので遠近法がおかしい。お刺し身でいただいたらものすごく美味しかったことを申し添えておきます。
アジ釣り用の「白いエサフライ」10番のウイングを、シマザキ・フライトーンのダークグレーでしゃしゃっと染めたストリーマー。昨夜思いついて、しゃしゃっとやってきてよかった。フライトーンはとても便利で釣れるのでティムコさんはせめてオリーブイエローとダークグレーだけでも復活させるように。
アジ釣り用の「白いエサフライ」10番のウイングを、シマザキ・フライトーンのダークグレーでしゃしゃっと染めたストリーマー。昨夜思いついて、しゃしゃっとやってきてよかった。フライトーンはとても便利でよく釣れるのでティムコさんはせめてオリーブイエローとダークグレーだけでも復活させるように。
 悩まないフライマンたちへ28|究極のストリーマー、白の#10「えさフライ」の誕生まで(中馬達雄)
悩まないフライマンたちへ28|究極のストリーマー、白の#10「えさフライ」の誕生まで(中馬達雄)|『フライの雑誌』第92号掲載
『フライの雑誌』92号
『フライの雑誌』92号

特集◎シマザキ・ワールド12

特集◎クロスオーストリッチ 新しいスタンダード・フライの可能性

特集◎クロスオーストリッチを巡って タイイングと解説 島崎憲司郎

『フライの雑誌』第98号 シマザキ・ワールド13 島崎憲司郎 マシュマロブーム、北岡竿、この夏の収穫、ココロの舵 SHIMAZAKI WORLD13 text&photo by Kenshiro Shimazaki
話題号。『フライの雑誌』第98号
シマザキ・ワールド13 島崎憲司郎|
マシュマロ特集
SHIMAZAKI WORLD13。オリジネーターの島崎憲司郎さんによるマシュマロ誕生秘話、マシュマロ・ピューパのタイイングのコツと写真解説、オポッサムのコラムも。最近のバックナンバーではクロスオーストリッチ特集の第90号と同じくらい、いちばん売れている号。
text&photo by Kenshiro Shimazaki
新装版水生昆虫アルバム