樋口明雄さんの新刊『インスマスの血脈』

フライの雑誌社からエッセイ集『目の前にシカの鼻息』を出してくださった樋口明雄さんの最新刊、『インスマスの血脈』が発行された。〈1つのクトゥルー作品をテーマに3人の作家が小説、ゲームブック、漫画などの様々な形で競作するオマージュ・アンソロジー・シリーズ。第5弾は『インスマスの影』に捧げる。〉(創土社さんのコメントから)という一冊。
『フライの雑誌』執筆陣で、エッセイ集『目の前にシカの鼻息』著者、樋口明雄さんの最新刊、『インスマスの血脈』が発行された。〈1つのクトゥルー作品をテーマに3人の作家が小説、ゲームブック、漫画などの様々な形で競作するオマージュ・アンソロジー・シリーズ。第5弾は『インスマスの影』に捧げる。〉(創土社さんのコメントから)という一冊。
巻末の編集者さんによる長文のメイキング兼解説から。「〝間違っているものは間違っている〟というメッセージが込められた樋口氏の作品が私は大好きだ。...自然を愛し、家族や犬を愛し、また闇に恐怖する私たちの心に、、、」の一文がいい。前段に「長い触手に巻かれる心地よさ」とある。なかなか長い触手に巻かれる機会もないのでよくわからないなあ、という方はぜひ『インスマスの血脈』を。
巻末の編集者さんによる長文のメイキング兼解説から。編集者さんが「私には想像もつかない」と驚いたというこのあたりのいきさつは、『目の前にシカの鼻息』にくわしく書かれている。「〝間違っているものは間違っている〟というメッセージが込められた樋口氏の作品が私は大好きだ。…自然を愛し、家族や犬を愛し、また闇に恐怖する私たちの心に、、、」の一文がいい。前段に「長い触手に巻かれる心地よさ」とある。なかなか長い触手に巻かれる機会もないのでよくわからないなあ、という方はぜひ『インスマスの血脈』を。
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目の前にシカの鼻息〈アウトドアエッセイ〉 樋口 明雄
目の前にシカの鼻息〈アウトドアエッセイ〉 樋口 明雄