『フライの雑誌』連載中、単行本『目の前にシカの鼻息』著者、樋口明雄さんのインタビューを紹介します。樋口さんがお住まいの山梨県北杜市周辺のコミュニティＦＭ局、ＦＭ八ヶ岳さんによるラジオ放送の音声を許可を得て公開します。
音声だけだと少しさびしいので、『フライの雑誌』、『目の前にシカの鼻息』で使用した写真、ならびに未公開の蔵出しグラビアを組み合わせたスライドショーにしてみました。
YouTubeの〈フライの雑誌社 Furai-No-Zasshi〉チャンネルにアップしています。インタビュー第２回以降も順次紹介予定です。
── 樋口さんのお書きになる人物には、卑しさ、さもしさが感じられないんですね。悪い人でも。読後感が非常に、爽やかですね。
樋口： それだけは心がけているんです。読んだ後に最後の頁を伏せてつらーい気持ちになると、いやじゃないですか（笑） 僕自身もそういう本を読むと、後に引きずったりするんです。どうせだったら気持ちよく読んでいただきたい。スカッとしましたという感想を聞くと、うれしいですね。
── 樋口さんのお人柄でしょうね。お育ちがよろしいのでは。
樋口： いえ。シンプルな性格なんです。単純なんです（笑）
ここらへんが、樋口作品の魅力のひとつでしょう。
ＦＭ八ヶ岳「デイ・イン・ライフ〝ひと交差点〟」
作家・樋口明雄さんインタビュー
第１回 新刊『ドッグ・ラン！』、山暮らしのことなど
2014年12月2日初回放送
『目の前にシカの鼻息』（フライの雑誌社刊）
南アルプスの麓に建てたログハウスでの、泣き笑いの日々。
大藪賞作家・樋口明雄のユーモアと人間味あふれる
アウトドア・エッセイ！
>「自分の仕事を武器にしたい」 作家 樋口明雄さんインタビュー（全文公開）
山のインタビュー 『目の前にシカの鼻息』発刊記念（2012年12月7日）
樋口 明雄 (著)