次号はオイカワ/カワムツ釣り特集です|ろくでなしよと サカナが笑う

来週末には第106号が発送になります。106号から新しい定期購読が始まります。お忘れの方はお手続きをお早めにお願いします。最近の号は、エコのため(ほんとか)、印刷部数を絞っています。おかげさまで号によってはわりと売切れることもあります。どうかいろいろよろしくお願いします。

次号106号の大特集は、「身近で深い オイカワ/カワムツのフライフィッシング フライロッドを持って、その辺の川へ」。ほとんど趣味と実益をいっしょくたにしているかのような、次号の特集です。公私混同した分だけ、編集熱がこもっていると思います。

ということで校了後の昨日は、ひるまっからハヤ釣りしました。こういうのを巷では〈千ベロ〉ならぬ、〈昼ハヤ〉と呼ぶようです。だらしない大人の典型です。例によって霧雨かげんの天候でした。ドライフライしばりで通します。ただし、ドライフライが2本ついてます。

こんなに楽しいオイカワ/カワムツのフライフィッシング、次号106号の『フライの雑誌』をどうぞお楽しみに。しちめんどくさい雑誌のことはきらいでも、オイカワ釣りはきらいにならないでください。

昨日の釣りを写真で紹介。

昨日はウルトラ高活性。ドライフライなのに一荷で釣れる。おもしろれー。
昨日はウルトラ高活性。ドライフライをアップでキャストして一荷で釣れる。おもしれー。
まだ色付きも釣れる。
まだ色付きも釣れる。
狙うポイント次第でオスを選んでけっこう釣れる。
狙うポイント次第でオスを選んでけっこう釣れる。
どこをどう狙えば色付きオスが釣れるのか、次号にわたしは書きました。オイカワ/カワムツの生態と歴史と釣りについて、少しだけ書くつもりが9000字をこえてしまいました。オイカワ愛。
どこをどう狙えば色付きオスが釣れるのか、次号にわたしは書きました。オイカワ/カワムツの生態と歴史と釣りについて、少しだけ書くつもりが9000字をこえてしまいました。オイカワ愛。
オイカワの産卵行動を観察する。
あまりに釣れ続けるので、少し休んで、オイカワの産卵行動を観察する。他の魚種と同様、産卵行動に参加している魚は釣れません。それより先に、釣り人として釣りたくないですよね。ネスト撃ちは恥ずべきことです。て言いながらわたしも婚姻色のオスを釣ってよろこんでいるのは事実です。言い訳ですが、自然に親しむ釣りという行為そのものが矛盾をはらんでいます。それでも釣りしないと生きていけないのが、釣り師という存在です。後ろめたさを忘れちゃいけません。どんな理屈をつけたって、釣り人はなんにもえらいことをしているわけではないのです。〈しょせん畳じゃ 死ねないことも 百も承知の やくざな稼業 ろくでなしよと サカナが笑う〉

こういう岸ぎりぎりへフライを落とすとカワムツが出ます。
こういう岸ぎりぎりへフライを落とすとカワムツが出ます。
カワムツ。くわえているのはTMC2487BL #18に巻いたブラック・マシュマロ・アント。使い勝手とフッキング率がとてもよいのでお気に入りです。
カワムツ。くわえているのはTMC2487BL #18に巻いたブラック・マシュマロ・アント。使い勝手とフッキング率がよいのでお気に入りです。
オイカワはミッジサイズのフライで、とは固定観念ではないでしょうか。そこらへんのことも次号に書きました。
オイカワはミッジサイズのフライで、とは固定観念ではないでしょうか。そこらへんのことも次号に書きました。

フライの雑誌 105(2015夏号): 特集 日本の渓流の「スタンダード・フライロッド」を考える。/隣人のフライボックス/60年目の養沢毛鉤専用釣り場
フライの雑誌 105(2015夏号): 特集 日本の渓流の「スタンダード・フライロッド」を考える。/隣人のフライボックス/60年目の養沢毛鉤専用釣り場
43人に聞いた渓流・本流用ベスト・フライパターン|フライの雑誌100号
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単行本「葛西善蔵と釣りがしたい」
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