週刊プロレス今週号の佐々木健介選手インタビュー記事に勇気をもらい、プロフェッショナリズムを教えてもらいました。失明するかも知れない眼窩底骨折を、対戦相手に一切隠して武道館のリングに上がるなんて。妻であるデンジャラスクイーン、北斗の思いも察するにあまりあります。脳梗塞から生還した高山選手の復帰試合、腎臓疾患に倒れた小橋選手の代役だからこそ、自分がリタイアするわけにはいかないと語る健介を、もうだれも塩介だなんて言わないし言わせない。一部プロレス者の苦笑を集めたあの「正直、スマンかった!」発言も、今となれば健介エッセンスがみなぎっているのがよく分かります。メカ化したかいがあって『フライの雑誌』74号の制作は山を越えそうです。