浮世絵つり百景 浮世絵に見る日本の情景 開催

金森直治氏は日本随一の釣り史研究家にして釣り文献コレクター、俳人としても著名である。毎回内外の人気を博している金森コレクション展が、今年も開かれる。釣りをテーマにした貴重な浮世絵が百点以上、さらに釣りや魚に関する作品、美術品を幅広く集め、日本釣り文化の典雅を味わう。題して「金森コレクション 浮世絵つり百景 浮世絵に見る日本の情景」。

東大阪市民美術センター
会期:2009年5月15日〜6月21日
海の見える杜美術館
会期:2009年7月4日〜8月16日

ぜひ東大阪市民美術センターのリンク先を見ていただきたい。三代歌川広重の手による浮世絵図は豪奢でなんとも微笑ましく、釣りを趣味にすることの幸せを感じる。

金森直治氏は連載中の中日スポーツコラムで、ありがたいことに、たびたび小社の出版物を紹介してくださっている。先月は『フライの雑誌』の最新号に言及してくださった。ひたすら頭がたれるばかりである。