神保町からゴールデン街へ、宮城からそのまま伊豆へ

久々に神保町へ行き「鳥海書房」でとある老舗出版社の書籍を中心に数点購入。この会社の仕事についてはいずれ記事にしたい。「書肆アクセス」で斉藤貴男氏の最新刊『みんなで一緒に貧しくなろう』を購入。店主に最近の書店業界状況を聞いて勉強になる。神保町交差点で先輩と待ち合わせ。今日なに買ったの、と言われ、釣りや魚の本なんか見ても分からないでしょと言いつつ見せる。「斉藤貴男はなにもアクセスで買わなくてもよかったんじゃないの」と言われる。たしかにそうだが、本には買いたい書店の雰囲気というものがあるわけで。打ち合わせの後、新宿ゴールデン街へ移動。若者経営の店がさらに増えている。最近は月額15万円でカウンター店舗が借りられるらしい。扉を開けっ放しの中村京子さんのお店は今夜も満席。京子さん主演の映画『天国平和ラッパ』(監督藤原章)で道を知らない運転手およびへたくそなスティルカメラマンを仰せつかったことを思い出す。いま調べたら1994年制作になってるけど撮影と初公開は1988年だった。編集を何度も何年も繰り返してるらしい。すごい執念。
翌日は仙台へ。某所で大型マスを釣りまくってから遠刈田温泉で一泊し翌日取材。来てよかった。自宅へ戻り翌朝4時起きで西伊豆へ。雲見温泉で一泊。伊勢エビの味噌汁がうまい。深夜の堤防釣りは不発だったものの、翌朝松崎で美しいボラをドライフライで釣る。
『観光の哀しみ』(酒井順子)、『黒川温泉観光経営学講座』(光文社新書)を読了。後者はおもしろかった。