13日、神奈川自治会館で開催された神奈川県漁場管理委員会を傍聴に行ってきました。傍聴者は私を入れて二名。芦ノ湖漁協組合長が、芦ノ湖で試行している「オオクチバスの人工産卵床による増殖」について報告。議長の漁場管会長(学識経験委員)は身を乗り出し、「それは学術的にもとても興味深い。県で補助金を出せないんですかねえ」。
次に、宮が瀬ダムで繁殖しているバスに話題が移り、某委員が「下流部の漁協はひじょうに困っている。人工産卵床を使ってバスをどんどん駆除して欲しい」と発言。すると会長が「あれですか、宮が瀬ダムで人工産卵床を使ってバスに産卵させて、それをとことこって芦ノ湖に持って来たらどうですかねえ」と提案。すかさず遊漁者代表委員が「卵の移動は法律で禁じられているんですよ」。会長「はあそうなんですか」。
東京都の漁場管理委員会もすごかったですけれど神奈川も相当なものです。さらにびっくりのくわしいレポートは『フライの雑誌』次号に掲載します。