昨日はトラウト・フォーラム主催の秩父ミーティングへ行ってきました。連休の最後なので道路は渋滞すると読み、西武線を使って池袋経由で芦ヶ久保へ。2時間かかりましたが車中で一冊読めて満足。あいにくの雨でしたがミーティングへの参加者は毎回着実に増えています。人工産卵場造成予定地を全員で見学に行きました。今年の予定地は本流に一箇所、沢に二、三箇所。来月の頭になったら、昨年と同様、汗水垂らして人工産卵場を作ります。参加者を募集しています。
http://www.trout-forum.jp/index.html
トラウト・フォーラムが提唱した渓流魚の「人工産卵場」造成による増殖は、あくまで窮余の策としての位置づけです。当たり前のことですが、けして「人工産卵場=善」ではありません。最近各地でなにかと「人工産卵場」が話題になっているようですが、自然再生産を充分に期待できるエリアで沢筋をわざわざ人間がほじくり返すのは、まったく本末転倒だと言えます。人工産卵場に限らずこのあたりの「ブーム」に群がるおかしさについては、『フライの雑誌』次号で考えてみたいと思います。
昨日のお昼に食べた巨大カツ丼については、どうしましょう。