第104号の読者カードより その4

『フライの雑誌』で面白かった記事を3つ

1. 生きてきれいな所で遊びたい(いましろたかし/特集◎1これが釣り師の生きる道)
2. ひとりじゃない。(牧 浩之/高原町通信7)
3. ニジマスが「産業管理外来種」になってどう変わるのか(編集部/日本釣り場論76)

誌面へのご意見
いましろたかしさんは決して声を荒げて語る方ではないけれど、「大きな魚が釣れました、ではスケールが小さい。ダム建設のひとつでも止めてこそ本当の名人です。」という言葉が重くわだかまります。
 いつでしたか、気仙川上流にあった3軒ほどの集落が無人となり、岩手県営津付ダムの工事が始まりました。釣りをする傍をサクラマスが遡上する川です。
 今は、東日本大震災で計画が中止されて、付替え道路が残っていますが、できれば今年もそこへ行って、いましろさんの言葉とわが身を重ねて見たいと思います。

 「ものすごく評判の悪かったメイドさんバージョンのカンバッジ」が頂けるなら・・・

ごていねいな感想をありがとうございました。

2010年に津付ダムの工事現場へ行きました。「桜鱒の棲む川」(2010)では〝このダム建設計画は中止となり、気仙川のサクラマス資源は維持されると思う。〟と明記してあります。「洪水対策は河川改修で十分なので上のように言い切っていた」が、結果的には、「まさか、東日本大震災の津波を理由に強行建設を主張していた岩手県が中止するとは思わなかった。無理な計画の止め方に困っていたところに津波があったということなのだろうか。」(押しつけの〝公益〟より〝人間としての自由〟:水口憲哉/『フライの雑誌』101号)ということになりました。人間なんてラララララ。

読者カード・キャンペーン期間中につき、「ものすごく評判の悪かったメイドさんバージョンのカンバッジ」をお送りします。「ものすごく評判の悪かったメイドさんバージョンのカンバッジ」は意外と人気のようで、あと残り一個になりました。

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