今はちょうど『フライの雑誌』次号100号の追い込み中だが、まだ原稿が集まりきっていないのはいつものことだ。
そんな中、今回は原稿が遅くなる理由として「バタバタしてまして。」と言ってくる寄稿者さんが、異様に多い。みなさんわざわざ括弧書きでくる。
これはきっと葛西善蔵のせいだと思う。あんなこと書かなければよかった。
ち。
・・・
一方、締め切りすぎてるんで催促したら「明日送るって!」となぜかムッとした感じでいばっていたくせに、そこから一週間も音沙汰なかったカブラー斉藤氏。
いいかげん腹が立って、昨日の午後に「もう、落とす。」と脅しのメールを送ったら、今朝午前10時「たいへん遅くなりました。」というお詫び(超めずらしい!)のことばと共に、第100号用の原稿が届いた。
ゆうべ寝ないで書いたらしい。今日のバイトも休んだらしい。ふうん。だからなにさ。さっそく中身を読んだら、くやしいことにえらく面白い。
これならよし。
これだからカブラーにはなにかと甘くなるわけだが、こんなエッジな綱渡りを、あんたのおかげでもう15年も続けさせられているこっちの身にもなれと、わたしはカブラーの耳元で小一時間説教したい。