自らに思い当たる節がなければ、これはただ聞いていただければいいんだろうと、このように思うわけでありまして、訂正でんでんというご指摘は全く当たりません。
論戦相手を完全に馬鹿にした内容の答弁書を、嬉々として自信たっぷりに大声で間違えて読んで、ドヤ顔する首相。「でんでん」は「云々」。
ていうかその答弁書は誰が書いた。
「ほら。本読んでないとこういうことになっちゃうんだよ。」と、子どもを諭す材料に使う親は多かろう。うちは使った。さらに、
「それから人の話はちゃんと聞きなさい。知らないのが恥ずかしいんじゃないんだ。知らないことを知った顔をするのが恥ずかしいことなんだ。だいたい君は…」
と言いかけたところで逃げられた。
首相の発言から「でんでん」を勝手に消去した朝日新聞の記事。こういう情けない仕事をするからマスゴミとばかにされ、購読者が減るのではなかろうか。
誤字・脱字はフライの雑誌社の伝統芸だと読者さんから言われたことがある。襟を正します。
『山と河が僕の仕事場』(牧浩之著)、2刷はおかげさまで好評です。初版時の誤植をすべて修正しました。