書店取次の地方小出版流通センターさんから、『フライの雑誌』バックナンバーと既刊単行本の大量注文(当社比)をいただいた。
第100号/第101号/第106号/新装版 水生昆虫アルバム/山と河が僕の仕事場/バンブーロッド教書/淡水魚の放射能/魔魚狩り/葛西善蔵と釣りがしたい/宇奈月小学校フライ教室日記。
新しい号が出ると、バックナンバーと既刊単行本の注文をもらえる。暑いけどがんばって今日中に発送する。
上州屋八王子店さんから「新装版 水生昆虫アルバム」の追加をいただいた。担当のMさんと話していて、「水生昆虫アルバム」が、初版(1997年)から来年で20周年を迎えることを、二人してあらためて気づいた。読み継がれ版を重ねて20年。すごいことだ。
「水生昆虫アルバム」に出会って、その後の釣り人的人生がかわった方の話はよく聞く。Mさんもわたしもその口である。初版出版にわたしは直接関わっていないが、釣りや自然に興味があるのに「水生昆虫アルバム」を読んでいないのは人生の損失であるとつよく訴えたい。
来年の発行20周年を前に、我らと同時代の天才が全精力を傾けたこの名著を、改めて全力で薦めたい。もちろん、島崎憲司郎氏が現在進行中の[シマザキ・フライズ Shimazaki Flies]プロジェクトを、自社の存在論をかけてサポート&プッシュするのも、フライの雑誌社のしごとだ。