私はすでに初釣りをすませました。正月の初釣りは「ことしの釣り運をうらなうだいじな儀式」で、「初ものを見るまではいのちがけで釣る」とは、釣りキチ三平の有名な台詞です。
いのちまではかけないまでも、不肖私も死にもの狂いで釣ったところ、なんとかお初の一匹が、黒いソフトハックルをがっぷりやってくれました。あたたかい元旦で虫もちらほらハッチしている状況でしたが、その一匹で潔く竿を仕舞いました。初釣りは儀式だから一匹あればじゅうぶん。これも三平式です。
「これでおらの初釣りはしめえだ。どうやらことしもバッチリいけそうだなや」(「初釣りの巻」より)。
ほんとバッチリいきたいっす。